3月も初旬を向かえ、3月後半にお引越しを考えていらっしゃいますお客様。

お引越しの集中する3月後半から4月上旬はエアコン工事会社も大変忙しい状況となります。

特に、土曜日、日曜日は受付順となりますが、あとわずかで受付終了となります。

お引越しの御予定がお決まりでしたら、お早めに御検討下さいませ。

・エアコン取外し

まずはエアコン取外し(撤去)などですが、リモコンの御用意をお願いいたします。

ほとんどの機種では室内機本体のスイッチで強制冷房をし、冷媒(エアコンの中にあるガス)を室外機へ閉じ込めます。

脚立を立てられるスペースの確保をお願いいたします。

細心の注意を払い作業・工事いたしますが、エアコンの下には壊れやすい物やテレビなの移動をお願いします。

○エアコン取外しの手順

・床など養生をいたします。

・本体の動作を確認し強制冷房運転にてガス回収を行います。

・室内機側及び室外機側の冷媒菅(パイプ)を取り外します。

・ドレン、連絡配線を取外します。

・室内機を壁から取り外し、背板を壁から取り外します。

・パイプの先端、室内機及び室外機の接続口をビニールテープや専用のキャップで保護し、パイプを運搬しやすいように丸めます。

※パイプは銅管で出来ています。硬化している場合などは注意して丸めないと折れ、割れなどを生じます。

・配管の穴をパテやお客様お持ちの穴ふさぎを行います。

・養生の撤去、掃除、後片付けをし、お客様に御確認いただきます。

このような手順で行います。業者により異なる場合もございます。

○他作業での御注意点

マンションなどで多く見かけます隠蔽配管について。

ごくまれに、取り付けを行う際、壁ぎりぎりで配管を切断しておりパイプを引き出す余裕もない場合があります。

専門業者でない方が取外しされたなどを耳にします。次に取り付け工事をする事を考慮し取外ししていない事が原因です。

電源回路を200Vに変更してあり、分電盤の200Vから100Vへの切り替えをせず、コンセントだけを100Vに変えている場合。

これも、次に取り付ける場合まずは100Vの電圧確認をするなら大丈夫ですが、いきなりコンセントに接続すると故障します。

ここは退去するから知りませんと言う業者は後で取り付ける業者とトラブルになります。

その他、細かい点はありますが予備知識として。